【WBS】170110(火) ビットコイン価格が高騰 今年は『仮想通貨元年』となるか

ビットコイン価格が高騰 今年は『仮想通貨元年』

こちらのグラフをご覧ください。

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価格はこの1年でおよそ2倍になっています。実はこちらはビットコインの取引価格なんです。直近は少し下落していますが、2016年1月5日には、1ビットコインあたり、日本円で、15万2900円と過去最高値をつけました。

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ビットコインといえば、覚えている方も多いいかと思いますが、2014年に当時最大の取引所だった、マウントゴックスが破綻、もりあがりをみせていたブームも下火になりました。しかし、その相場が今再び盛り上がりを見せているんです。

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さらに今年は仮想通貨元年になるという予測もでています。今回のビットコインブームは定着するのでしょうか。その広がりをおいました。

ビットコイン価格が高騰!!ユーザー数は1年で7倍に!?

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仮想通貨ビットコインの取引所を運営する、レジュプレス。ある作業に追われていました。

レジュプレス取締役 大塚氏 「こちらはお客様から出された本人確認の資料を確認する部署です。」

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ビットコインを購入する際には、購入する際に、口座開設が必要です。希望者は免許書などの身分証などを送り、ここで、本人確認などの審査を行います。

ユーザー数はここ1年でおよそ7倍の6万9000人に、今年にはいり、1日1200件にのぼることもあります。

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大塚氏 「最近の傾向で多いのが、年齢の高い人など老若男女多くの人に利用頂いている形になっております。」

口座開設の希望者の急増の背景には、ビットコインの取引価格の高騰があります。では、なぜビットコインの価格があがっているのでしょうか。

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大塚氏 「ビットコインのやりとりはやはり、中国が中心になっていて、中国での買いが入ったことが、大きな要因。」

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中国では、人民元安が進行、それにより、政府が外貨取引の規制が強化されたため、資金がビットコインに流れ込んでいるのです。

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大塚氏

「価格自体があがっていくので、今買わないと損をしてしまうという心理が働いて、どんどん買う人も増えて、高くなれば、売る人も増えて、売買自体が、増えていく」

 ビットコイン高騰!普及拡大回転寿司から公共料金まで

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日本での利用者拡大増もあり、ビットコイン決済をできる店舗も1年前の約4倍となる、4200店舗に増加しています。

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ビットコイン決済は、スマートフォンで、タブレット端末に表示された、QRコードを読むだけで、決済が完了します。この日の食事代は、5864円。保有者の口座から、その時のレートで換算された、ビットコインが支払われるという仕組みです。

利用者の福本さん 「手間がかからない」

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この寿司店では、2015年の3月にビットコイン決済を導入。最近利用者が増え続け、先月はおよそ70組がビットコインで支払いをおこなったとのことです。

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銀座沼津港 店長 長浜氏 「1ヶ月50万円から100万円はビットコインで決済されている。ビットコインは、1%が手数料が惹かれるが、他のクレジットカードに比べると圧倒的に低い」

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三ツ輪産業では、去年の11月に国内で、初めて、電気料金の支払いに、ビットコインを導入しました。電力小売りに参入した三ツ輪産業。

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三ツ輪産業社長 尾日向氏

「エネルギーという商材自体は、非常に差別化が難しい商品なんですよね。なので、ともすると、価格競争に陥っていく。そんな中で、目についたのがビットコイン。」

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 三ツ輪産業では、サービス開始2ヶ月で、ビットコインでの契約がおよそ100件。今後年間で、数千件の新規契約を目指すなど、ビットコインの普及に大きな期待を寄せています。

金融機関が本腰!?新たな仮想通貨を生み出せ!

身近になりつつある、仮想通貨。金融機関も注目しています。

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OOIRIというこちらのアプリは、早く退社したり、1万歩歩くと、会社から、コインがもらえます。また、このコインを同僚におくったりすることもできます。

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現在このOOIRIはカブドットコム証券の社内でしか使用できず、現状は、社内でのコミュニケーションツールですが、今後は仮想通貨として、飲食店で使えるようシステム担当者と開発を進めているようです。

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カブトッドコム証券 主任研究員 中澤氏 「ベストは、スマホを持っていけば、コインを使えるのが、一番良い」

ZEROBILLBANK 堀口CEO 「技術的には、できるのではないかと、例えば、ビーコンにかざすであるとか」

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実は、大手メガバンクも独自の仮想通貨に動き出しています。(三菱UFJFGMUFGコイン みずほFG:みずほマネー)

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実現すれば、決済や送金の手数料などの大幅な引き下げが期待されています。システムや法律の整備が必要なため、仮想通貨として流通させるには、簡単ではありませんが、カブドットコム証券でもその可能性にも期待を寄せています。

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中沢氏 「新しい価値をOOIRIで生み出して行ければいいかなと思う」

Coco
その価値って何か全然わかんないワン。クレジットカードがスマホに内蔵されればそれで良いワン。やれビットコインだ、円だ、MUFGコインだと、いろんな資金をばらばらにもっておくのは面倒と思う人もおおいとおもうワン。

まとめ(仮想通貨元年との予測も・・国内普及の可能性は?)

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大江アナ
本日のコメンテーターはATカーニー日本法人会長の梅澤高明さんです。このビットコイン日本でも支払いに利用されるケースも徐々に増えてきているようですが、どうなんでしょう。このまま普及していって、ことし仮想通貨元年ということなりますでしょうか。

A.Tカーニー会長 梅沢氏
元年は、元年でしょうね。ただ、もともとこのビットコインが一番使われている局面と言うのは、一つは、出稼労働者が、地元・自国の家族に向けて、送る際これは、海外送金手数料が、大きく、下げられる、あるいは、もともと国内に銀行網がはったつしていない、例えば、インドネシアのような国だと、地方部から、ジャカルタに出てきた、労働者が地元に送金する際になど、こういったケースで利用されていた。その他には、今日話にありました、中国のケースなどでは、資産の保全や運用、自国の通貨があまり信頼性が高くない、あるいは、外貨にかえるのにハードルがあるようなケースだと、ビットコインがつかわれているのが、メインマーケットなわけですね。そう考えると、日本国内だと、OOIRIの例もありましたけれど、企業内での通貨だったり、地方通貨であったり、いろいろなプロジェクトがたちあがっています。すこしずつは起こってくるでしょうが、あまり、大きな、ストリームの話には、ならないと思います。

大江アナ
ではこの先の広がりはあまり、期待できないのでしょうか。

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A.Tカーニー会長 梅沢氏
いえ、実はもっと大事なのが、ビットコインの基盤の技術になっているブロックチェーン、これは分散型の台帳管理技術と、いったらいいんでしょうか。中央のホストコンピューターが一括で、取引を処理しているのではなく、ネット上の、多数のコンピュータが相互に監視・照合を行いながら、記録・承認を行う技術があって、このブロックチェーンの技術をつかって、ビットコイン意外の様々な通貨もでてきているし、さらに大事なのが、なんらかなの契約関係を管理する仕組みとして、中央管理者を不要とするので、例えば、ジョージアの政府が土地の管理証明をこのブロックチェーン技術をつかってやろうと。あるいは、ウクライナ政府が、国民投票を、このブロックチェーン技術をつかってやろうと、こういった話もでてきています。社会インフラ自体を次にバージョンアップする、かなり爆発的インパクトの有る、技術だとおもいっています。