【WBS】161124(木) これからの「とりあえずの一杯」はレモンサワーで?

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「とりあえずの1杯」は”レモンサワー”へ

 
皆さんは、最初の1杯というと何を頼まれるでしょうか。もちろん「まずは生で」というのが、まだまだ多いのですが、その常識が変わりつつあります。

今若い世代だけでなく、中高年にも、人気をあつめているのが、「レモンサワー」です。

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レモンタワーが登場?

 
都内の老舗居酒屋の「ばん」。ここで多くのお客が注文をするのが、焼酎に炭酸水そこにギュッとしぼったレモンを入れる「レモンサワーです」

今若い人を中心にレモンサワーが人気になっています。その理由は、脂っこい料理の中で、甘くなく、さっぱりとした、柑橘系のレモンサワーは食事中に飲むお酒として見直されているそうです。

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また、今この戦いのあとの軌跡を積み上げた、レモンのタワーを「レモンタワー」として残した画像がSNSなどで拡散されており、話題になっているそうだワン。ちなみに、”ばん”はサワー発祥の店といわれており、1960年代に当時、酎炭(ちゅうたん)や”酎ハイ”となっていたものを、”サワー”という名前をつけてそれがほかの店にも広まっていったそうだワン。」

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チェーン店での動向は?

 

和民では先月(10月)注文のあった、レモンサワーは前年比で28%も増加しているとのことです。また、全国のチェーン店を調査しているサントリーによると、2016年1-8月比について、対前年比で、アルコール飲料全体が、2%減っているのに対して、レモンサワーは11%伸びているとのこと。

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レモンサワー人気の中、サントリーは今日新商品を発表しました。今回準備した新製品は、ライトで定番思考とこだわり思考の客それぞれに新しい提案をしたいとのことです。

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目玉商品は、プレミアム缶酎ハイの「こくしぼりプレミアム<贅沢檸檬>」で、果汁が14%と通常の5倍に増やして、深い味わいを実現したとのことです。居酒屋が出す、本格派の、レモン酎ハイに負けないように開発されたとのことです。

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酎ハイ=甘いというイメージは変わってきているのか?

 

サントリースピリッツRTD部長の佐藤氏によると、「変わってきていると思う。ビール類をはじめワイン、焼酎、ウイスキーなどのお酒を普段たのしんでいるお客様も、積極的に缶酎ハイに手を出してもらえるようになってきたと思っている」とのことです。

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サントリーによると、缶酎ハイなどの市場は、年々順調に伸びてきているが、その約3分の1はレモン風味のものが占めているとのことです。そんな中、今回サントリーはレモン風味の缶酎ハイを合計8種類そろえた形です。この人気をさらに取り込もうとしています。

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レモンサワーブームで売上を伸ばす企業はこちらにも。焼酎などを割る飲料「ハイサワー」を製造する、博水社です。

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ハイボールなどに押され、レモンの果汁がはいった業務用のハイサワーの販売本数は13年にかけて右肩下がりでしたが、おととしから、徐々に回復傾向とのことです。

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博水社はさらなる販売の拡大を狙って、本社がある目黒区の周辺の24点と、ハイサワー特区を今月結成し、店頭に提灯をつりさげ、ハイサワーを注文したお客様には、ステッカーなどがプレゼントされるそうです。東京ご当地のみものの、ご当地飲み物として、PRしていく戦略とのことです。また、田中社長は、日本独特の焼酎でつくった、レモンサワーを日本独自のカクテルとして、外国人観光客にも広げていきたいとのことでした。

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大浜キャスター「実は、レモン酎ハイは、大手飲料メーカーにとっては、強みを発揮しやすい。それは、ジュースもつくっているし、お酒もつくっているから、でいろんな味を調合できる。なので、サントリーだけでも、8種類もつくっている。これからは、間違いなく、棚のとりあいふくめて競争は激化していく。ただ、現状でいうと、缶酎ハイって甘くて、あんまり味にこだわってないでしょと思っていたものを変えてみたら当たったというのは、ある意味常識を変えたのかもしれない」とのことでした。

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いやはや、レモンタワーって。笑いって感じですね。飲料業界は棚の入れ替わりが本当に数週間単位で入れ替わるなど、本当に商品ライフサイクルが短く、大変な業界です。最近では、そのライフサイクルの短さから、Rootsアロマタイムや桃の天然水などを売っていたJTが飲料業界から撤退したのも記憶に新しいですね。

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個人的見解としては、レモンサワーについては、EXILEが数年前から、1晩で2500杯頼むほど、レモンサワーが好きというのが結構TVでいわれていたので、それがきっかけになって火が付き始めたんじゃないかなーなんて思っています。

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また、本物、本格志向が最近は進んでいますね。この酎ハイにおける高果汁は、KIRINの本絞りが確か走りだったはずで、こくしぼりは後発のはずですが、そこにプレミアムというトレンドを忘れずに”プレミアムこくしぼり”を出したことで、サントリーが完全に一歩前にいるなーという印象です。だって明らかに”プレミアムこくしぼり”のほうがパッケージ良くておいしそうですからね。

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サントリーは”ほろよい”についても後発のはずですが、今や、酎ハイの代名詞といえば、”ほろよい”になっていますしね。そのほかに、昔は、プレミアムビールというと、”エビス”でしたが、今や、サントリーの”プレミアムモルツ”になっているように感じます。たしか清涼飲料業界では私の覚えている限り、サントリーのオランジーナが2012年に果汁12%で登場してヒットしたのが、高果汁ブームの始まりだったんじゃないかなーと記憶しています。くるだろうなと思っていましたが、それが横展開されて、酎ハイに高果汁の本物志向のドリンクが入ってきているといった感じなのでしょう。最近はクラフトビールがはやったりと、本物志向x高級志向に合わせて、これまでの商品のリニューアルだけでない、新規性も重要視されているので、おいしい酎ハイがもっとおいしくなっていくのは楽しみですね。ちなみに、サッポロビールから、ネクターサワーなどがでていますが、果汁が50%にまで上がってきていますね。いやはや、チョイスが触れるのはうれしい限りです。