【WBS】161116(水) ”人の動き”意外な活用法

技術の進歩によりこれまで把握できなかった人の動きを把握できるようになっています。

企業が注目する、”人の動き”意外な活用法とは?

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遭難者を救う取り組みとは

秋といえば、登山シーズン。今年からは、山の日も制定され、登山ブームになっています。しかし、その一方で、遭難者数は、去年3043にのぼり、過去20年で約3倍になっています。

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遭難対策が急務となる中、長野県の八ヶ岳で、ある実験がおこなわれました。博報堂アイスタジオが開発したのは、”トレックトラック”という登山家の軌跡をおうシステムです。

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利用するのは、日本ではまだ、使われ始めたばかりの、低電力で広範囲をカバーする無線の電波です。小さな機械で、半径10㎞をカバーでき、かつ、コストも、携帯の基地局をつくることと比較すると、最大百分の1になるとのことです。利用者は、小さく負担にならない、送信機をもつことで、1分おきの位置とその動いた軌跡をとることができるのだ。shuku004_e

山の専門家も、軌跡がのこることで、いなくなった場所もわかるので、遭難の早期発見が可能になると期待をよせている。山用のGPSも現状存在するが、これらは基本的に自分の位置情報を確認するもので、高価なものが多いため、初心者は持たないことが多い。今回の送信機などは、山岳保険などとタイアップすることで、無償で提供することを考えているとのことだ。

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店のレイアウトの最適化に

人の動きをとらえて、ビジネスに活用しようとする動きもあります。天井に設置されたカメラを利用することで、人の滞在時間を可視化するのだ。

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この結果をもとに、ディスプレイを変えることにより客の動線を変え、店内を有効活用しようとする試みなのだ。これにより、レイアウトの最適化を行い、販売力を最大化していくこのことでした。

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アパレル業界の商品開発にも

アパレル業界でもこの動きが。このお店では、天井に設置したカメラが、商品の前で立ち止まった時間をデータ化しこのデータをレジでの、販売データと比較することにより、気になったけど買わなかった商品をわかるようになるとのことです。これにより、買わなかった理由が、サイズが大きかったのか、値段が高かったのかを明らかにし、商品開発にいかせるとのことだ。TSIホールディングス執行役員の柏木氏によると、「購入しなかった客・商品の情報をとることで、お店が次にどこに向かうべきか、何をするべきかが見えるようになると思っている。そのためにまずは、顧客の動きを知ることが第一歩だと考えている」とのことでした。

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まとめ(今後の活用の幅について)

動きを動線として取って、活用していく動きは今後活用されていきそうか?)

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A.Tカーニー日本法人会長の梅澤氏によると、「人の動線だけでなく、人の表情あるいは、会話などもセンシングしていくことで、”おもてなしIOT”をつくれるといっている人がいる。デジタルものづくりラボの小笠原氏が立ち上げた、六本木の立ち飲みシャンパンバーでは、実際に、自動認識により、お客さんの笑顔の数と、売り上げの相関性をデータ化し、実際に相関があることを確認した。次にやりたいこととしては、お客さんとスタッフの会話がはずんでいたら、売り上げは伸びるのではないかということもすすめていきたいといってました。」

おもてなしにつながるんですねーと大江さんはまとめていました。