【WBS】161220(火) 日本にも上陸へ、食を変える?”人工肉”バーガー

食を変える人工肉バーガー

日本にも上陸へ、食を変える?人工肉バーガー

食を変える人工肉バーガー

アメリカの代表的な食べ物といえば、ハンバーガーですが、肉を使わずに、風味や、味を再現した人工肉をつかったサービスが広がり始めています。近く日本でも、上陸しそうな、この人工肉バーガーを取材しました。

食を変える人工肉バーガー

アメリカのサンフランシスコ。コックスコーム、こちらのお店では、新しく始めた、ハンバーガーが大人気となっています。その名も、インポッシブルバーガー、つまりあり得ないハンバーガーということです。実はこれ、肉は、使わずに、植物由来100%の食材で再現した、人工肉が使われているのです。

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「牛肉を食べるときはホルモン剤が使われていないかなど気を配っている。この肉は油が多すぎないし、良いわ」

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「本当に美味しい。植物性なのに、肉汁まで出てすごい」

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牛肉100%のパティと比べると少し色が薄く見えますが、焼いてみると、ちゃんと焦げ色もついて、ミディアム・レアの焼き加減まで、肉そっくりです。

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インポッシブルバーガーは19ドル(約2200円)。ランチにしてはいい値段ですが、次々と注文が入ります。普通のハンバーガーよりも、コレステロールなども少なく健康的だというリピーターもいて、ほかにも3つのレストランで提供されています。

食を変える人工肉バーガー

コックスコーム副料理長マイク氏人工肉バーガーは週200食から300食でるよ。メニューに加えてから、売上が急増した。」

開発したのは、シリコンバレーのベンチャー企業のインポッシブルフーズです。創業者は、スタンフォード大学生物化学名誉教授のパットブラウンCEOです。

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およそ130人いる社員の3分の2が科学者なのです。牛肉の味に近づけようと、分子を解析するなど5年をかけて、開発しました。

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パットブラウンCEO 「植物由来の成分だけをつかって肉屋魚を作れないかと考えた。」

人工肉は、なにからできているのか?

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実際に見せて貰った。肉本体は、小麦から抽出した、プロテイン。つまりタンパク質です。

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つなぎは、こんにゃくの粉などから取った炭水化物です。

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そして脂身は、冷やし固めた、ココナッツオイルと大豆プロテインです。

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そして、鍵となるのが、肉独特の色や風味を生み出すこの液体。レグヘモグロビンです。これはマメ科の値に存在する、血液ににた成分です。つまり、憎らしさを植物で再現しているのです。

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開発の狙いは、地球環境への負荷を減らこと。畜産の場合、飼育する過程で、大量の水や資料が必要になりますが、インポッシブルフーズの人工肉の場合、畜産費で水は85%減。二酸化炭素は89%減にできるというのです。

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このビジネスには、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏が100億円超を投資し、話題になりました。

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パットブラウンCEO 「ばかげているかと思うかもしれないが、、今後20年で世界に流通する肉をすべて人工肉に置き換えるのが目標だ」

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こうした人工肉をめぐる競争では、Whole foods marketがビヨンドバーガー(5.99ドル=約700円)などこちらも100%植物由来の肉をだしており、競争が激化しています。三井物産も出資し、来年日本に上陸する予定です。

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更にすすんだ企業として、サンフランシスコのベンチャー企業である、メンフィス・ミートでは、牛肉からとった細胞を培養し、人工的に肉をうみだすことに成功したのです。

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今年1月メンフィスミートは培養ひき肉のミートボールを完成させました。

メンフィス・ミート ウマCEO 「ミートボールが世界を変える!」

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そして、11月には培養かたまり肉も完成させ、5年後に商品化を目指しています。

バイオ技術の進歩により、食肉大国のアメリカで始まった、人工肉の開発競争。今後私達の食生活を大きく変えることになるかもしれません。

味を確かめてみたいですね。