【WBS】161216(金) 日露首脳会談の結果は?民間企業トップはすでに動きだしていた。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

戦後70年以上続いた、問題の解決へ一歩踏み出せたのでしょうか。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

安倍総理大臣と、プーチン大統領が機能から2日間行った、露首脳会談、ダフな交渉相手、そして柔道家としても知られていますが、果たして、どちらかが、1本勝ちを収めたのでしょうかそれとも引き分けだったのでしょうか。

プーチン大統領とはどんな人物なのか?

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東京講道館に現れた、プーチン大統領は、尊敬する、講道館の創始者である、嘉納治五郎氏のフィギアをサプライズで手渡され、満面の笑みです。長年交流のある、ロサンゼルスオリンピック金メダリストの山下泰裕氏と、柔道家が披露する技をじっくりと見学しました。

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プーチン大統領の講道館訪問は、2000年9月以来2度目のことです。当時は、柔道着に黒帯を締め、有段者に一本背負いを決める姿や、女の子相手に、練習相手になり投げ飛ばされるなど、柔道家としての姿が伺えました。

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こんなものもあります。プーチンと一緒に柔道を学べDVDです。この中でプーチン氏は「柔道で助け合いや協力の精神を学びます。」

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プーチン大統領は、13歳で柔道を始め、2000年(47歳)には講道館より、”6段”を贈呈されました。これは谷亮子氏や井上康生氏を越える段位です。

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プーチン大統領はDVDの中で、外交交渉にも通じることを言っていました。「柔道では譲り合いや、妥協をすることもありますが、それはあくまで勝利をするための行動です」

日露首脳会談共同記者会見

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昨日に続き行われた日露首脳会談。会談後の共同記者会見で安倍総理は、「戦後71年を経てもなおも、日本とロシアの間には平和条約がない。この異常な状態に、私達の世代で、私達の手で、終止符を打たなければならない。北方四島において、共同経済活動をおこなうための”特別な制度”について交渉開始で合意しました。これは平和条約音締結に向けた重要な一歩であります。」

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会見の冒頭から、平和条約の締結と、北方領土について声高に演説をする安倍総理。一方のプーチン大統領は。

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プーチン氏「会談の結果多くのビジネスの合意文書を交わした。担当相に投資環境等の整備を指示した。」

冒頭から経済協力に関する話題を中心に、言葉を続ける、プーチン氏。領導問題については、最後に少しだけ触れました。平和条約については、最後にすこしだけ触れました。 「平和条約が今もないのは、過去の負の遺産だ。」

総括すると、日露首脳会談において、北方領土問題に関する実質的進展はありませんでしたが、北方四島においての、「共同経済活動」に向けた協議開始をすることでは、合意。とはいえ、活動の前提となる北方領土の主権をめぐり、互いに譲らない、日露両国その溝は深く、両国の立場を害さない、”特別な制度”を新たにむすぶという玉虫色の決着となりました。

元島民は何を思うのか?

この他、両首脳は、高齢化している元島民が墓参りなどで、自由に行き来できるよう、元島民のビザなし渡航拡大にむけての作業を早急に進めます。

札幌市に北海道の返還を心待ちにしている人がいます。中根進さん(86)です。ずっとだまって見つめているのは、今日午後行われた、安倍総理と、プーチン大統領の共同記者会見です。返還の言葉はありませんでした。

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中根さん 「もどかしいわな。我々は来年は死んでるかもしれないし、生きているうちに帰してもらえれば、それは一番いい」

部屋に飾ってあるのは、生まれ故郷の国後島の地図です。この地図は、郵便局努めていた、同級生が、配達して歩いた経路の記憶を基に、手書きして起こしたものだそうです。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

中根さん 「突然だったね。戦争で負けたのは、16歳の時。ロシアと戦争していなかったので、急にロシアがきたといってみんな驚いた。」

漁師をしていた中曽根さんの一家はその船にのり命からがら島を脱出したといいます。今回の首脳会談は、基島民のビザなし渡航の拡大でも一致しました。

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中根さん 「明日でも行きたいよね。明日でもいってみたいよやっぱり。生まれ育った故郷だからねやっぱり。」

北方四島の専門家である鈴木宗男氏は十分な成果ありとみる

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

北方四島の専門家である新党大地の鈴木宗男氏はこう語りました。鈴木氏 「物事にはタイミングがある。プーチン大統領は80%以上の支持がある安倍総理も60%の支持を持っている。やはりこの強いリーダーの決断でしか、解決の糸口は見いだせない。」

Q日露首脳会談をどうご覧になりましたか?

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鈴木氏 「正直十分な納得のいく首脳会談だとうけとめています。5月から大変な、ピッチで、進んできたと思いますよ。おのスピード感で行けば次はまた来年新しい未来思考での第一歩がでてくる」

日本とロシアの国民はどう受け止めている?

今回の首脳会談の結果を日本とロシアではどのようにうけとめられているのでしょうか。自民党の二階幹事長からは落胆とも言える発言が飛び出しました。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

二階幹事長 「人間は経済だけで生きているわけではない。(北方領土)問題は、真摯にむきあってもらいたい。国民の皆さんの大半ががっかりしていることは、我々も含めて、心に刻む必要がある。」

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お膝元から、こういった判定負けのような、発言が飛び出したのは、今回ロシアには大いにメリットのある「共同経済活動」には合意したものの、北方領土問題解決への明確な道筋を示せなかったためです。しかしそれでも安倍総理は、今回の日露首脳会談を「大きな一歩」だと強調しました。これは共同経済活動という日本側からの提案で、なんとか北方領土問題のスタートラインに立てたからです。しかし、裏をかえせば、領土問題は存在しないというロシアに対して、ギリギリ延長線に持ち込まざる負えなかった結果だともいえます。今後安倍総理は、この延長線の中で、北方領土問題をどのように進展させていくことができるのか。真価を問われることになりそうです。

ロシア国内はどのように捉えているのでしょうか。ここモスクアでは、今回の首脳会談は、プーチン氏のいわば一本勝ちだと評価する声が聞こえてきます。

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モスクワ市民1「これはロシアの偉大な勝利。日本の投資や技術が来るのは良いことだが、領土は渡さない」

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モスクワ市民2「島を取り戻せていない以上日本の”負け”でしょう」

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

モスクワ市民3「プーチンは頭がいいから今回のことは、ロシアの利益になるでしょう」

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

日本との経済連携が行われても、北方領土のロシア語名である南グリル諸島は、こんごもロシア領のままだとロシア市民は、捉えているようです。今回の記者会見は、ロシア国内でも生中継されましたが、ロシア国内のメディアは日本との共同経済活動は、あくまで”ロシアの法律に基づき実施”と報じています。今後北方領土が日本の手に渡るかもしれないという雰囲気もまったく感じられない状況です。ロシア国内にも領土問題は妥協すべきという声もあるのですが、現時点では、やはり道のりは険しいという状況です。

4回に及ぶ首脳会談でプーチン大統領の発言に変化が?

大浜キャスター
この日露首脳会談は、今年の5月(ロシア・ソチ)と9月(ロシア・ウラジオストク)と11月(ペルー・リマ)と12月(日本山口)と4回行われており、日本は一貫して、四島の返還を求めているのですが、ロシア側はどうだったんでしょうか。会談後のプーチン大統領の発言を振り返ってみます。まず5月の時点でプーチン大統領はこう言っています

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

プーチン氏(5月)「対話の用意がある」。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

しかし9月になってくると、雲行きが怪しくなってきました。こちらはアメリカのメディアに対しての発言なんですが、プーチン氏(9月)「領土を取引することはない」と発言しています。この領土は第二次世界大戦の結果で決定したものだと主張しているんです。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

更に11月の会談のあとで、こう言っています。プーチン氏(11月)「北方領土はロシアに主権がある領土だ」とはっきりといっています。

大浜キャスター
この一連の発言の変化の背景にはトランプ次期大統領の存在があると言われています。ウクライナの軍事介入に対して、ロシアに対して行われている経済制裁への解除に前向きな、トランプ氏が当選したことで、日本にそこまで譲歩しなくてよくなったのではないかと見られているのです。

そして、今回の記者会見で領土問題に対して、次のように語りました。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

プーチン氏(12月)「歴史のピンポンをやめる必要がある」

大浜キャスター
つまり卓球のラリーのように、キリのないやり取りはもうやめようというのです。またトーンが変わったようにもみえるのですが、今回の記者会見での安倍総理大臣や、プーチン大統領の発言の裏側には、どんな思惑があったのでしょうか。

ロシア出身者はプーチン大統領の変化をこう見た。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

ロシア出身のエコノミスト大和総研経済調査部シニアエコノミスト菅野沙織氏は共同記者会見でプーチン大統領が発したある発言に今まで以上の覚悟を感じたと言います。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

菅野氏「やはり平和条約締結です。経済協力関係よりも重要なのは、”平和条約締結”とはっきりいっています。」

プーチン大統領 「ロシアは経済関係にしか関心がなく、平和条約を後もわしにしていると、もし誰かが思っているのであればそれは間違い。私の考えでは、平和条約を締結することが最も重要」

これまで経済連携を重視してきた、プーチン大統領を考えれば、これは大きな変化だと指摘します。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

菅野氏 「今問題になっている領土が関係がより良くなっていく出発点というかきっかっけになる発想ではないかと思う」

2015年度はGDPがマイナス3.7%だったロシア。しかし、欧米による経済制裁で輸入が減ったことが、自国の産業の見直しにつながり、自国の産業の見直しにつながり、今後は経済が転換すると菅野さんは見ています。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

Q 大浜キャスター「一刻もはやく経済協力を日本に求めるスタンスではない?」

A 菅野氏「経済制裁は不幸中の幸いでもあり、プラス面でもあった。ただしロシアには、まだ足りていない。自分たちが開発できていない技術を日本はもっているので、技術移転という意味でロシア経済の将来に採っては、非常に大きなプラス」

安倍総理の勝利だと指摘する専門家も。

一方今回は、安倍総理大臣の勝利だと指摘する専門家もいます。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

筑波大学でロシア国内に詳しい、中村教授は、記者会見での、プーチン大統領の仕草や表情がきになったと語ります。これまで公の場では、自信に満ちた表情で、発言してきたプーチン大統領。しかし今回は、会見の場で、事前に準備された、原稿に目をおとしたまま、コメントすることはなかったといいます。更に表情についても。

中村教授「日本との交渉で疲れ果てていて、変なことを言ったら、ロシア国内で突っ込まれるという」

Q かなりの緊張感をもち交渉に望まざる負えない状況だった?

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

A 中村教授「安倍総理がまっすぐ向いているわけではなく、絶えずプーチン大統領の顔を見ている。これも1つの大きな圧力。”嘘は言うな”という。プーチン大統領の弱み・隙が見えてきた。」

中村教授は、経済連携を先行することで、今後の交渉への”切り札”を握ったと見ています。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

中村教授「盛りだくさんの、経済協定の署名があったわけですが、逆にそれを実行できるかどうかの”主導権”は安倍総理が持っている。これを逆手にとって、領土交渉に打って出られる。領土問題も裏で進んでいるから、経済協力も進んでいると見たほうがいいのかなと」

ロシア優位と見られていた今回の首脳会談。しかし、中村氏は、今回の会見からは、立場の逆転が見て取れるとのことでした。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

中村教授「この安倍総理の手を見てください。(自分を強くみせるために)これはいつもプーチンがやる手法。これは立場が完全に逆転していますよ。」

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

大江さん「今回の首脳会談は本当に、いろいろな見方がありますね。今回市川さんはどのように見ていらっしゃいますか?」

クレディ・スイス証券・チーフマーケット・ステラタジスト市川氏は次のように語りました。

クレディ・スイス証券 市川氏
ちょっと手の動きは見れていなかったのですが、私は残念なんですが、プーチン大統領に歩があったのではないかと見ています。北方領土における共同経済活動というのは1998年に、小渕元首相と、エリチン元大統領との間で、共同経済委員会というのを立ち上げて、そこで、議論をしていこうということになったのですが、最後は主権の問題にあたって、結局は開店休業になっていったという歴史がある。今回は新しいアプローチで、特別な枠組み制度をつくるということですが、結局議論が進めば主権の問題になるわけですから、そこは逆に時間をかせがれてしまう可能性があるわけでありまして、そういう意味で領土というところでは、プーチン大統領は日本側に言質をあたえなかったということですね
大江アナ
ただその領土の問題で、進展がなかった場合、経済分野のアクセルブレーキの調整をして領土問題へつなげていこうという狙いがあるのではないでしょうか。

クレディ・スイス 市川氏
それはもちろんあると思います。特に日本の場合、民間のビジネスにとってみれば、シベリアのサハリンの開発というのは非常に魅力という部分があるので、そこに日本が入っていくことで、ロシア側に日本政府としての交渉力をもっていくという部分はあると思うのですが、ここでも新しい動きがあるのが、アメリカの動きで、トランプ氏が大統領になることによって、ロシアと非常に深い関係があると言われている現エクソンモービルのCEOであるレックス・ティラーソン氏が国務長官になる方向になっています。そうなってくると、日露の間に、アメリカが入ってくることになるので、日本がそのビジネスを独占できるか。今のところは、優先的に交渉権を与えられているのですが、次のステージはまた変わってくる可能性がありますので、プーチン大統領はそういった部分を冷静に見極めながら、今回日本を訪問されたのではないかなと感じています。

日露首脳会談に合わせ、動き出す民間企業のトップと経団連

大江アナ
今市川さんのお話にもありましたが、両首脳今回は様々な、分野で経済協力を勧めていくということで合意をしたんですが、これに合わせて、民間企業も動き出しました。経団連は今日日露首脳会談に合わせて、日本とロシアの企業の大規模な経済会議を開きました。はたして民間企業同士の連携は果たして広がっていくのでしょうか。企業トップに取材しました

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

今日経団連が400人もの企業トップを集めて開いた、日露ビジネス対話。川崎重工や、三井物産のほか、ロシアのエネルギー会社(ガスプロムネフチ)など、そうそうたる企業のトップが参加しています。ここにかけつけたのが、安倍総理と、プーチン大統領です。

安倍首相 「日本企業との深い付き合いはロシアの製造業大国への近道だ。」

プーチン大統領 「日露関係が今後発展し強くなること、経済的な交流も拡張し強くなることを我々は非常に期待している」

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

企業トップに積極的なビジネスの連携を求めた両首脳。今回の首脳会談で、エネルギーや医療など8分野で、経済協力をすすめることを合意していて、これを機に民間企業同士の連携を活発化したい考えです。

この男も動き出していた。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

そこにビジネスの匂いを嗅ぎつけて登場したのが、ソフトバンググループの孫正義社長です。プーチン氏と笑顔で何かを語っています。

孫氏「アメリカにいろいろ投資したので、プーチン氏からぜひロシアにも大きな投資をしてほしいと。新しい技術がロシアでどんどん出てくるからそちらへの投資や、一緒にいろいろな共同プロジェクトを一緒にやっていこうとおもう」

企業トップは今回の合意をどのようにとらえているのか?

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実は今回の日露会談に合わせて、民間も68件の共同プロジェクトに合意。日本側の協力は民間を含めて、総額3000億円にのぼります。経済協力に経営者からも前向きな声が聞かれました。

ロシア版シリコンバレーを手動する、スコルコヴォ基金のヴェルセリベルク総裁は次のように述べました。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

ヴェクセリベルク氏 「日本の経営者のロシアについての考えは間違っています。ぜひロシアに来てください。きっと友達やビジネスパートナーができる。」

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

ロシアの国営エネルギー大手ガスプロムと、戦略的協力に関する協定を結んだのが、三井物産。サハリン沖でのLNG(液化天然ガス)の共同開発を目指します。三井物産会長飯島氏「日本にとってサハリン沖はかなり近距離で埋蔵量が豊富で、競争力もあり、いろいろな点を満たしており、経済性の高いプロジェクトだとみている。」

丸紅は、エネルギー関連のほか、鶏肉の加工工場などでもロシア企業と協力。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

Q 大江さん「実際ロシアというのは、ビジネスのばとしてどういう可能性を秘めているとみていますか」

A 丸紅会長朝田氏 「LNG関連の極めて広い案件もあるし、取り組んでこなかった食品加工の案件もある、エネルギー関連に特化してきたものが、広がりを見せ、非常に可能性が出てきた。」

経済関係の強化に動き始めた日本とロシア。40年以上ロシア向けに貨物輸送を手がけている東洋トランスは変化の兆しに期待しています。

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

東洋トランス社長高橋氏 「何かできるんじゃないか、全体の明るい雰囲気がみえてきているので、この風にのって今できることをやれば、確実に、業績は上向きの状況になるだろう」

日露首脳会談(北方領土と経済協力)

大江アナ
今回の首脳会談を終えて、市場は動いたのでしょうか。

大浜キャスター
今VTRの最後にでてきました、東洋トランスの親会社の東洋埠頭の株価なんですが、8月末から今日までで、約3割以上上昇しています。いわいるロシア関連株といわれている、マルハニチロは今日年初来高値を更新し、27.8%の上昇、日本水産は26.9%の上昇となっています。これは貨物が増えたり水産物がふえたりするであろうという思惑なんですが、ただ企業にきいてみると、ロシア市場というのは、まだマーケットとしてはこれからなんだ。という声が多いんですね。だから、実際ロシアビジネスが、日本企業の業績に貢献するのは、もう少し先ということになりそうです。