【WBS】161123(金) 「君の名は。」が巨大市場中国で公開。

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WBSまとめ <ワールドビジネスサテライト>「君の名は。」が巨大市場中国で公開。

中国では今日、日本で大ヒット中の映画「君の名は」が公開されました。

日本の観客動員数は、1500万人に上っているのですが、中国でも若い世代を中心に公開を心待ちにしていたファンが大勢いたようです。「君の名は。」公開 熱狂の裏側は?

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日本の4倍8000億円市場の中国で「君の名は。」が公開

中国の銀座といわれる王府井(ワンフーチン)。君の名は。の公開が行われた今日、平日の午後にもかかわらず、多くの客が。観客は「期待している、監督の作品はネットで人気」

日本でクラス高校生の男女が、不思議な夢を見たのをきっかけに、お互いの体がいれかわってしまうという物語、日本では公開3か月で、興行収入歴代6位となったこの作品。中国でも注目を集めており、6000以上の映画館で上映されます。

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チケットの売り上げは、前売り券もふくめ、すでに、約11億7000万円(7065万元)をこえました。映画をみた観客は、「すごく良かった、感動した」とのことです。
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中国は、アメリカにつぐ、世界第2位の映画大国。去年1年の興行収入は、7320億円で日本の約3倍にのぼります。成長著しい、中国の映画産業。この映画館(横店電影城の王府井店)では5つのスクリーンで45分おきに始まるスケジュールで、1日20回以上上映という熱の入れようです。店員によると、「この映画だから耳来る人が多い、客のニーズで上映回数をきめるが”君の名は。”は多くしている」

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中国国内では、外国映画の上映は政府が厳しい規制を設けおり、通常半年ほど公開に時間をようしますが、今回「君の名は。」は2,3か月と異例のスピードでの公開となりました。中国でどれだけうけいれらるのか注目が始まっています。

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日本国内の映画事情は。

君の名はや、シンゴジラなどの大ヒットで、日本映画は好調のように思えますが、日本国内の市場をみると、2000年ごろから、2000億円程度を水位しており、市場は頭打ちになっています。

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そこで、政府は、今週映画を輸出産業として展開するために、映画協会と、検討会議を立ち上げました。議長を務める萩生田官房副長官によると、「現在日本国内のシネコンなどを含めたスクリーン数は約3500だが、中国はもう4万スクリーンを超えている。

シネコン:シネマコンプレックスの略で、1施設内に5つ以上のスクリーンを備え、複数の映画を同時に上映できる複合型映画館。

なので、中国市場に日本のいい映画、コンテンツを輸出産業として位置づけ、アベノミクスのツールとして大きく展開していこうとしている」とのことでした。ただ、中国では、外国映画の上映本数に規制があるため、こうした規制の撤廃についても働きかけをおこなっていくことのことです。また、ファンが映画の舞台となった舞台を訪れる、聖地巡礼についても、期待を寄せていて、海外でのヒットをインバウンドにもつなげたい考えです。麻生田氏によると、「日本の魅力を感慨に発信していくには、映画はいいツールだと感がております。また、映画の公開後に実際のロケーション地にいってみたいと思える仕掛けを是非やっていきたい。」とのことでした。1008

ついに巨大市場である、中国で、「君の名は。」が公開されたわけですが、気になったのは、中国の審査を異例の速さで通ったという事ですが、高橋さんは、どう推察されますか?

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日本総研理事長の高橋氏によると「本当のところは、わからないが、あえて推察するに、中国も映画産業を育てたいと思っている。なので、中国の人たちに見せて、アニメを志す人をふやしたいという考えがあるのではないか」

大江さん「目を肥やすという事ですね」

高橋氏「はい、また、日本も先ほど、映画を輸出産業として育てたいとのことでしたが、日本は、人材も少ないし、それから資金力も少ないし、マーケティングも上手ではない。なので、中国のアニメ人材を育てて、マーケティングを日中で共同でおこない、一緒にアジア版ハリウッドのようなものをつくって、育てていってもいいのではないか。」

大江さん「市場で考えると、アジアは中国以外もいろいろと市場がありますもんね。」

高橋氏「おっしゃる通りです」
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新海真映画の良さと「君の名は。」のヒットの理由についてはこちらの記事でも書きましたが、いよいよ中国で公開とは本当にすごいですね。日本での市場規模は、200億円をすこし超えるくらいで、1位千と千尋の神隠し(300億円)、2位アナと雪の女王(250億円)についで第3位にまで上り詰めそうですね。これまでの映画が、約1.2億円程度の興行収入なので、驚きとう声をよく聴きますが、1ファンとしては、ニッチとはわかりつつも、作品自体は、100億円以上の市場価値はあると、ずっと思っていたし、やっと評価されたかという感じです。日本映画は2016年に「ドラえもん のび太の日本誕生」、「ビリギャル」、「寄生獣」をはじめすでに8本公開されているようで、このうち6本がアニメだそうです。これは、2015年の2本(『Stand by Me』と『名探偵コナン 向日葵』)を大きく上回っており、また中国公開は、フランスや韓国、米国よりも先行することになるというのはすごいですね。正直、新海誠作は、2007年の秒速5センチメートルの時代から、ネットには、あがっており、中国のファンからしても待望という感じだったのでしょう。