【WBS】170125(水) 治る!最前線 肝臓がんの最新治療とその検査(MRエラストグラフィ)

肝臓がんの最新治療とその検査(MRエラストグラフィ)

肝臓がんの最新治療

肝臓がんの最新治療とその検査(MRエラストグラフィ)

今回は沈黙の臓器と言わで症状がないまま、進行する肝臓がんです。最新の治療法と検査法を取材しました。

福岡県にある肝臓病の専門病院。59歳の幸田さん1か月前足のむくみを感じ病院で検査を受けたところある病が見つかりました。

肝臓がんの最新治療とその検査(MRエラストグラフィ)

これが以前、お取りしたCT の写真です。ここが使用です。10センチを超えています。

肝臓癌だ。

幸田さん「足とお腹がむくんだ。ちょっと入院したら癌だと言われた。」

肝臓がんの最新治療とその検査(MRエラストグラフィ)

年間およそ3万人が命を落とす肝臓がん。主な原因は肝炎ウイルスの感染です。また高カロリーの食事や、過度の飲酒も原因の一つとされています。最近は糖尿病などから肝臓癌になる患者も増えています。肥満などで肝臓に脂肪がつくと、やがて肝硬変になり、5年から10年かけてゆっくりと肝臓癌を引き起こします。

久留米中央病院 板野医院長「徐々に肝硬変近づきます。やがて、肝臓も硬くなりがんも出来やすくなります。 痰が破れておなかの中に出血してわかることが多いんです。」

気づかないうちに進行する恐ろしい肝臓がん。 その治療と検査の最前線をおった。

この日入院した55歳の多田さん。2年前に肝臓癌が見つかった。

手術をしたんですね広い範囲でしょう多分30、40センチぐらい切っている。

手術で肝臓の1/3を切除したが1年後に再発。見つかった時は手術ができないほど進行していたそこで多田さんは最新の抗がん剤治療を半年前から続けている。

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治療が始まりました。まず腕に針を刺します。次にいしが手にしたのはマイクロカテーテルという治療器具です。直径わずか0.64ミリです。マイクロカテーテルを先ほど差し込んだ針の中に入れ込んで行きます。 そして結果の中を通して肝臓がんの近くまで挿入します。医師がレントゲンの画像を見ながら慎重にマイクロカテーテルを入れていきます。

これで準備は完了。

肝臓がんの最新治療とその検査(MRエラストグラフィ) 肝臓がんの最新治療とその検査(MRエラストグラフィ)

病室に戻った多田さん。 看護師が取り出したのは、 治療に使う、抗がん剤です。これを48時間ゆっくり時間をかけて投与します。これまでの太いカテーテルは癌の近くまで届かないため、抗がん剤が拡散、そのため、副作用も大きかったのです。しかしマイクロカテーテルは癌の手前まで届く為ピンポイントで投与ができます。副作用もへり、治療効果も向上しました。

多田さんは2,3週間に1回入院して治療を続けています。病状が軽い患者は通院でも治療が可能なのです。

多田さん「自由に動ける。」

これはある患者の検査画像。 癌が小さくなっているのがわかります。治療は保険が適用されるため1回で約8万円となります。

久留米中央病院 板野医院長「一回では治療できない大きなガンも、反復・分割して治療することで徐々に癌を減らして根治に導きます。」

肝臓がんの最新検査がんのリスクをキャッチ

肝臓がんを予防するための新しい検査が登場しています。

41歳の川下さんに検査を体験してもらいました。

川下さん「家計的に肝臓が悪い人が多いのでそういう意味で不安があります。」

川下さんが受けるのは MR elastography(エラストグラフィ) と呼ばれる最新の検査です。

肝臓がんの最新治療とその検査(MRエラストグラフィ)

使うのはこの円板状の装置。まずこれをお腹に取り付けます。装置にはチューブが繋がっており空気を送りながら検査を行います。

医師「それではお腹が震える検査をしていきます。」

肝臓がんの最新治療とその検査(MRエラストグラフィ)

お腹に取り付けた円盤に空気を送ると肝臓が振動子波紋ができる。

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肝臓が柔らかい場合波紋がたくさんでき、逆に肝臓が固い場合は波紋ができにくいのです。この波紋の形から肝硬変の進行度を判断するのです。

 

硬さがどうかというのを見ると青7で硬くはなってはいません。肝臓が柔らかいとあおく、固いと赤く表示されますこれは肝硬変の患者の検査画像。肝臓全体が赤く表示されています。 検査費用は自由診療で3万5千円です。

新百合ヶ丘総合病院 消化器・肝臓病研究所 井廻所長「糖尿病がある人、、肥満がなくても癌家系の人は、念のためにリスクが少し高いため調べておくといいと思います。」

気づかないうちに進行する恐ろしい肝臓がん。 何よりも日々の生活習慣が大切だ。