【WBS】161005 (水) 新しいブランド米「新之助」 コメ王国新潟の狙いは!?

新しいブランド米「新之助」 登場

米の平均小売価格が、5kgで1770円という中で、発売価格、5kg3780円という高価格で新潟県より、新ブランド「新之助」が登場しました。
これは、最高級品種である新潟魚沼産コシヒカリ並みの値段設定とのことです。

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コシヒカリがあるなかでなぜ新ブランドなのか?

自らアピールに赴いた、新潟県知事である、泉田知事によると、今回の新ブランドは、米王国の地位は譲らないという確固たる意思表示の品種とのことです。また、トップブランドである、魚沼産コシヒカリを新之助の強力なライバルとして想定しているようです。あくまでの他県のブランドの名を一切出さない物言いから、新潟県のプライドが見え隠れしていました。

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販売・流通戦略は?

百貨店で先行販売することで、高級感をだしたり、オーナー制度などでロイヤリティを高める戦略をとるようです。

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誕生秘話と、強みは?

新潟県、独自の測定器を用い約20万株から選定。背丈が低く、倒れづらく、また収穫時期も遅いため、台風などの被害に合いづらいとのことです。消費者だけではなく、生産者にとっても、生産しやすいコメの開発を県として開発する当たりさすが米王国ですね。

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今後どうしていくのか?

銘柄米は全国で、700銘柄も存在し、今年だけでも32銘柄が新たに登場するとのことです。
3年売れなければ消え去るといわれている、厳しい世界で、新之助は、こだわりある消費者から支持されるブランド米を目指すとのことです。

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2年後には、減反政策も終了するとのことで、さらにこの競争は激化する可能性があるとのことですが、現在TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉も進んでおり、もし提携されれば、消費者にとっては、米が安い値段で手に入るようになります。その際に消費者がどこまで味の違いを気にするのかいや、違いを気づくことができるのかがポイントとなってきそうです。(お米は作られる環境によって、味が大きく左右されるといわれていますが、かつてのテレビ産業や、コンビニのご飯もそうですが、技術の発展によって、商品の差別性がなくなっていく、コモデティ化が徐々に進行していくのは避けれれない事実だと思っています。)ちなみに私がアメリカに住んでいたころは、5kgで、987円程度のお米なども売っていたのですが、5kgで1645円のお米(1 USD = 104.09 JPY)を買って食べていました。(こう考えると案外高いですね)あまり良い炊飯器を使っていなかったこともあり、単純な比較はできませんが、味について、私個人は、十分満足のいくものでした。(たしか品種は日本ですが、カリフォルニアで作られたお米でした。)SUSHIなどによって、お米が世界に浸透していっていることを考えると、今後は日本国内だけではなく、世界を視野にいれて、ブランド展開していくことも必要になってきそうです。

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減反政策
減反政策(げんたんせいさく)とは、戦後の日本における、米の生産調整(せいさんちょうせい)を行うための農業政策である。基本的には米の生産を抑制するための政策であり、具体的な方法として、米作農家に作付面積の削減を要求する。そのため「減反」の名が付いた。一方、緊急輸入を必要とする米不足や、事故米なども発生している。 2018年には、この制度は廃止となる。
環太平洋戦略的経済連携協定
環太平洋戦略的経済連携協定(英語: Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement または単に Trans-Pacific Partnership、略称TPP、環太平洋連携協定、環太平洋経済連携協定、環太平洋パートナーシップ協定、環太平洋経済協定)は、環太平洋地域の国々による経済の自由化を目的とした多角的な経済連携協定 (EPA) である。