【WBS】161102(水) 日産が電気自動車の常識を変える?充電のいらない電気自動車

協定は、すべての国が二酸化炭素CO2などの削減にとりくむことを定めた温暖化対策のルール。産業革命以降の気温上昇を2度未満に抑え、今世紀後半の温室効果ガス排出を「実質ゼロ」にすることを目指す。55カ国以上が締結し、総排出量が全体の55%以上になることが発効の条件だった。
国連によると、9月30日時点の締結国は米国や中国、ブラジル、北朝鮮など61カ国、排出量の割合は47・8%。締結を決めたEUのうち、国内手続きが済んでいる仏独など5カ国の排出量4・4%、2日に締結する世界第4位の排出量国インドの4・1%が積み上がり排出量の条件を満たすことになった。日産が新型のハイブリット車「Note e-Powerを発売しました。

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  • 何がこれまでのハイブリット車と違うのか?
  • なぜeパワーを発売したのか?
  • まとめ(EV普及にのこる抵抗感と今後の世界の動きは?)

何がこれまでのハイブリット車と違うのか?

ハイブリット車というと通常、エンジンとモーターを切り替えて走るというものですが、その常識を覆す新しい技術が投入されました。

Note e-Powerの車を動かす駆動部分がつながっているのは、電動モーターにしかつながっていないため、ガソリンを使用するエンジンは発電するために存在します。つまり完全に駆動は電動モーターだけ、つまり、従来の電気自動車と同じ走り心地が実現されているのです。

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コンセプトは「一踏みでほれる」その意味は、走り心地が電気自動車と全く同じということです。走行中にバッテリーが減ったときに、エンジンが動き充電をおこなうため、アクセルやハンドル操作とは関係なくエンジンが動きます。

大浜さんが試乗中に、「電気自動車をスタンドで充電するとか探すことに抵抗感を持つ人が少なからずいるということですね?」という質問に対して、日産自動車の第一プロジェクトチームの小宮氏は「電気自動車を普及する立場としてそうでなくなってほしいが、事実としてお客様がまだまだ気にするのは、航続距離と充電になるので、その2つをeパワーで解決したい」とのことです。

なぜeパワーを発売したのか?

他社に先駆けて、2010年に完全電気自動車のリーフを発売した日産でしたが、充電スタンドが不十分なため、普及の足枷になっています。

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ノートeパワーの価格は約177万円からとリーフ(約320万円~)より100万円以上割安になります。ガソリンを使いながら、電気自動車の走り心地を実現することで、電気自動車の普及に弾みをつけたい考えだ。

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日産の星野朝子専務執行役員は、「このeパワーで電気自動車はひろまっていく、そうすると電気自動車のラインアップをもう少しそろえるべきではないかと考えている」とのこと。

まとめ(EV普及にのこる抵抗感と今後の世界の動きは?)

大浜メモは「まだ残る潜在的な抵抗感」というのがあるのでないかとのことでした。それは、日本人のこれ以上、電気に頼る生活になっていいのかという意識がある。原発の問題もあり、再生エネルギーもまだ軌道にのらない。メーカーは停電時に発電がつかえるなどうたっているが、実際それを理由に買う人は現状少ないのではないかとのことでした。車としての性能は、ほぼほぼ、完成形に近づいてきている、なので、この先必要になってくるのは、ソーラー発電を用いた、超効率的な、電気スタンドをつくったりすることで、環境にいい電気を車に入れていることを感じさせる世の中にしていくという方向へシフトしていくようなタイミングにきているのではないかとのことでした。

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大江さんが、実際に環境にいいのかという指摘もあるようですがという質問に対して、
経営共創基盤CEOの冨山氏は、理屈で言ってしまうと、化石燃料を燃やして、発電所で電気を作っているものと、車で発電するのが、どちらがエネルギー交換効率がいいかという話になってしまい、それは現状発電所で作られた電気を使うほうが効率が良いということになる。もう一つの問題はパリ協定に最大市場である、アメリカと中国がのかってしまったことで、アメリカのメーカーや中国メーカーがEVを作り出すと、そちらに流れていく可能性が高いとのことでした。1

パリ協定とは

協定は、すべての国が二酸化炭素CO2などの削減にとりくむことを定めた温暖化対策のルール。産業革命以降の気温上昇を2度未満に抑え、今世紀後半の温室効果ガス排出を「実質ゼロ」にすることを目指す。55カ国以上が締結し、総排出量が全体の55%以上になることが発効の条件だった。国連によると、9月30日時点の締結国は米国や中国、ブラジル、北朝鮮など61カ国、排出量の割合は47・8%。締結を決めたEUのうち、国内手続きが済んでいる仏独など5カ国の排出量4・4%、2日に締結する世界第4位の排出量国インドの4・1%が積み上がり排出量の条件を満たすことになった。(朝日新聞より引用)

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私もアクアなどをレンタカーで乗ったりしたことがありますが、EVは本当に静かで、走りだしは気持ちがいいですよね。実際、大浜さんが言うような、各個人の環境問題への配慮に対しての日本人の意識は高いと思います。アメリカなどは個人レベルでは分別とか一切しないで、全部同じゴミ箱に捨てますからね。(そのあと低賃金労働者が分別しているという話もありますが)また、プリウスなどに乗っているのも、お金持ちの2台目というイメージがありましたね。結局環境といいつつも、テスラを買う人の購入理由はカッコイイというのが主流でしょう。私見ではありますが、日本のマーケットにおいても、実際1円の値段の差を気にすることを考えれば、環境というよりか、ソーラーですべてを発電でき、給油・給電にお金がかからないことのほうが重要視されるような気もします。