【WBS】170117(火) セルフメディケーション税制、薬局で薬を買うと減税!?

市販薬をお得に変える!?

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みなさんセルフメディケーション税制ってご存知でしょうか。 これまで医療費というのは10万円を超えないと控除の対象にならなかったのですが、これからは年12000円と大きく変わったんです。

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こちらにですね年収400万円の家庭が1年間に買う市販薬並べてみました。これからの季節辛くなる花粉症の季節に鼻炎スプレー二本、お父さん向けに禁煙補助薬を3つほど、そして飲み過ぎた時の胃薬を3つなどなど、総額でこちらの薬約5万円となります。5万円となれば1万円2000円以上なので控除対象額は38,000円となります。その結果、11400円分が、減税対象となり戻ってくる事となるんです。ただどの薬が対象商品なのか、区別が分かりにくいという側面もあるんですね。こうしたなか悩みを解決するサービスも始まっています。

薬局で薬を買うと減税!?対象商品は1,500品目以上

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相内キャスター「こちらを見てください。ありましたねセルフメディケーション税制の広告です一体どんな薬がセルフメディケーション税制の控除対象になるのでしょうか。」

店内にずらりと並ぶ市販薬。

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相内キャスター「風邪薬の店を見てみると、このベンザブロック青と銀、こちらはセルフメディケーションの対象になっているんですが、この黄色のベンザは対象外です。同じシリーズでも対象になっているものとなっていないものがあるんですね。」

セルフメディケーション税制の対象となる商品にはロゴマークが付いていますしかし類似商品であってもすべてが対象ではありません。その違いは?

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すぎ薬局店長 平山氏「こちらは熱を取ってくれる、イブプロフェンという成分が入っているので控除対象となっていています。しかし黄色いほうは、イブプロフェンが入っていないので対象外ということです。」

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対象となるのは厚労省が指定した82の成分を使用している商品です。対象商品名はホームページで公開されていますが、1555品目にも登るため、確認をするのにも一苦労です。そこでこちらの薬局ではレシートに印をつけたり、チラシを配布したりして制度の周知を図っていました。

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スギ薬局店長 平山氏 「医療費の高騰はずっと言われています。スギ薬局としても、セルフメディケーションは、何年前から進めてきていますので、これはスギ薬局としてはしっかりとお客様に訴求はかって広まっていっていただければと思っています。」

市販薬を使用する人が増えることで年々膨らみ続ける医療費の削減効果にも期待される今回の制度ですが、一方ではこんな声もあります。

相内キャスター「控除対象の商品を選んで買ってみたいと思いますか」

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「思わないですね。」

相内キャスター「それはどうしてですか?」

「まず確定申告が、自分で行わないといけないのが面倒くさいです。
客2「ちょっと手間なのかなと思います」

薬局で薬を買うと減税!?家計簿で手助け

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こうした消費者の声に対応した動きが、すでに始まっています。渋谷にある家計簿アプリ運営会社Zaimが開発するアプリZaimはレシートを撮影することで家計簿をつけてくれることができます。今回のセルフメディケーション税制開始に合わせて、対象商品を判別できるように設定しました。

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Zaimu社長 閑歳氏 「対象商品なのかどうかというのを自動的に判別をして金額を出すサービスを始めました」

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対象商品のレシートを撮影すると金額を認識医療費の合計金額のうち対象商品の購入金額がいくらかわかるようになっています。

閑歳氏「市販薬で1万2000円だとだいたい月1000円ぐらいお金を払うことになる。 それは結構かなりの人が対象になるのではないかなあと思いました。」

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今月始まったばかりのセルフメディケーション税制。市販薬の購入を促すことで病院を受診する回数を減らし国医療費を削減したい狙いもありますが果たしてうまくいくのでしょうか。

まとめ「医療費の質は維持コストは減」実現するには?

大江アナ
そもそもの話になるんですが、なぜ今この制度が必要になったのでしょうか
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学習院大学教授 伊藤氏
やっぱり家の健康と医療というのは何でも病院まかせということで、コストを全てつけますということで財政も回らないだけではなく、本当は個人の健康にとってもよろしくないんですね。自助努力が必要で、健康増進とか、予防とか、早期に対する対応については、自分でやっていきましょうというのが、セルフメディカーションだと思うんです。こういったものは、国民自身が意識を持つことが大切だと思っています。加えて今の医療財政を見ますとですね、薬の部分の財政負担というのは異常ではないかというくらい増えているんですね。一方で素晴らしい薬というのは沢山出てきていますので、するとどこで保険を守ってですねどこは事情で任せるかということはもう一度見直さないといけないです。やはり薬局で手軽にかえるものについてはしかも取り扱いが難しくないものについては、可能な限り、セリフメディケーションにかえていくと。ただまだ仕組みが、難しそうなので、運用するうえで、改善していって制度を進めていっていただきたいと思っています。