【WBS】161215(水) 世界最大級の半導体の展示会セミコン・ジャパン2016が開幕

WBS Semicon Japan 2016
Semicon Japan 2016

今日半導体関連の危機を扱う世界最大級の展示会が開催されました。そこには独自の技術力や驚きの商品を紹介するベンチャー企業が多数出展していました。その狙いはなんなのでしょうか。

セミコン・ジャパン

セミコン・ジャパン2016開幕(12月14日~16日)

セミコン・ジャパン

多くの人で賑わうセミコン・ジャパン2016。半導体機器をあつかう、世界でも最大級の展示会です。今年は、約750社が出展、6万5000人の来場を見込んでいます。

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今日本企業の半導体は、技術力でおされ、日本企業の世界シェアは落ち込んでいます。一方まだまだ存在感をしめしているのが、半導体製造装置の分野です。今年の半導体製造装置の世界市場は、2016年度およそ、4兆5700億円で前年比+8.7%の伸びで、更に来年には、約5兆円(+9.3%)に達すると予測されています。

その牽引役となっているのが、モノとインターネットがつながる、IoTだといいます。

セミコン・ジャパン

SEMIジャパン代表 中村氏IoTのニーズ、製品の種類がどんどんふえていくことによって、それに応じて、設備投資も増えていく。そういうフェーズにまさに本格的にはいってきたのが、2016年という年」

Innovation Village コーナー

セミコン・ジャパン

市場が拡大する、半導体の分野。そこに、異色のコーナーがありました。こちらのInnovation Villageコーナーでは、33のベンチャーや大学が出展し、独自の技術や発売前の商品が展示されていました。

パリティ・イノベーションズの空中映像

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パリティ・イノベーションズが提供する空中映像体験してみると。

片渕キャスターの手元を見ても何もありません。しかし、カメラが片渕キャスターと同じ目線になってみてみると、空中に浮かんだ映像がうかび上がりました。更にその映像をわって、動かすことができます。空中に浮かぶ映像の秘密は、このプラスティックの板。

パリティイノベーションズ社長 前川氏 「結合光学素子パリティ・ミラーを置くと、中に浮いてみえるようになります」

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実は、このプラスティックの板の表面には、長さが、0.1mm~0.5mmという非常に小さな鏡が並んでいます。下においた物体は、この鏡に反射することで、空中に浮かんだように見える仕組みです。

そして箱に内蔵された、カメラで指の動きを捉え、映像と連動させているのです。来年春の発売に向けて、開発中と事ですが、なぜ半導体の展示会に参加したのでしょうか?

前川氏 「半導体製造というのは、高い微細加工技術が必要で、我々の光学素子もサブミクロン(1万分の1ミリ)オーダーの精度が必要になっているので、技術をもつ半導体メーカーとタッグをくんで、この商品をさらに低コスト化できるようにできればと考えている」

アースアイズの3次元映像分析は録画装置の先を目指す

セミコン・ジャパン

一方こちらで、展示しているのは、防犯カメラのコーナーです。アースアイズは、3次元映像分析と人工知能を組み合わせたカメラです。

アースアイズ社長山内氏 「これはですね、人を3D化して、コンピューターが移動的に把握する仕組みです。」

このカメラでは、頭や腕などの動きを三次元でとらえて、分析することが可能です。これは例えば、店で、キョロキョロしている人がいると、人工知能が不審人物と判断し、店の人や、不審者に警告音を発する事ができます。来年1月発売を予定しているこのカメラは、工場内での異物混入などにも応用が可能で、売り込めると考えているようです。

セミコン・ジャパン

山内氏 「これまでの防犯カメラは録画装置にしかなっていなかった。このカメラは、とった動画をその場で、人工知能が判断し、危険がせまっている、危険な環境にあるというのを教えてくれる」