【WBS】161019 (水) 小売りトップが選ぶ究極の一品とは?

第8回フード・アクション・日本アワード2016が開催されました。
 
  • フード・アクション・日本アワード2016とは?
  • 選ばれた10/1000品
  • コンテストについて生産者と小売りはどう思っている?
  • まとめと今後の課題

What is Food Action Japan Awards 2016?

大手小売りトップ10社が集まって、全国の地域産品から世界に通用する「究極の一品」を発掘する農林水産省主催のコンテストです。
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普段はライバル関係にある、小売りが審査員となりました。応募総数は1008品で、一次審査を通過した100品の中から、各小売りのトップ自ら、1品を選ぶという流れです。二次審査での単純な倍率は100倍ですが、選ばれた商品は、各小売りでの販売が約束されています。
 
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各小売トップが選んだ究極の10選(1008品中)

  • 【究極の逸品】Selected by アマゾンジャパン合同会社
    ■東京都/ライスグラノーラ きなこ味・メープル味・和風だし味/株式会社むらせ
    http://www.murase-group.co.jp/
    ◎代表 前田氏「日本のお米でとても健康にも配慮し、(本商品を)アマゾンでも売っていきたい」

◎受賞者「少しでも多くお米を食べて頂きたいという想いで開発しました」 


  • 【究極の逸品】Selected by イオンリテール(株)
    ■愛媛県/一福百果 まるごとみかん大福/株式会社 清光堂
◎代表 岡崎氏「手に取ってみたくなる商品で、お子さんからシニアにも勧めたい」
◎受賞者「100 選の中から選ばれ益々、みかん大福頑張ります」
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  • 【究極の逸品】Selected by  (株)イトーヨーカ堂
    ■岡山県/まるごと玉ねぎスープ(しょうが)N/谷尾食糧工業株式会社
◎代表 亀井氏は「このスープは、“玉ねぎ・しょうが・鶏がら”のハーモニーの効いた味で健康にも配慮した、時代に適った商品」
◎受賞者「開発者が力を込めて作った商品。皆様に是非、食べて戴きたい」
 
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  • 【究極の逸品】Selected by (株)紀ノ國屋
    ■北海道/ブラウンスイス牛コンビーフ/十勝清水コスモスファーム(株式会社 風車)
◎代表 桑原氏「独自の製法、コンビーフの味わいが良く紀ノ國屋で売っていきたいと思います」
◎受賞者「酪農家・牛業界に感謝してます」


  • 究極の逸品】Selected by (株)東急百貨店
    ■千葉県/落花生の生カステラ/有限会社 金田屋
◎代表 二橋氏は「新しい味・懐かしい味で探しており、カステラと落花生の組み合わせが新しかった」
◎受賞者「千葉の落花生をいろんなところに広めて生きたい」
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  • 究極の逸品】Selected by (株)トランジットジェネラルオフィス
    ■徳島県/伝統黒米 弥生紫/なかがわ野菊の里
◎代表 中村氏「ストーリー性・技術に惹かれました、商品の大きな可能性を感じた」
◎受賞者「大きな賞をいただきうれしく思っております」
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  • 究極の逸品】Selected by (株)阪急阪神百貨店
    ■千葉県/甘薫る焼き芋/株式会社芝山農園
◎代表 荒木氏:「焼き芋の食感、甘みが良く、さらに冷やしても常温にしても美味しくパッケージにも心惹かれました」
◎受賞者「長年農家をやっており、農家で良かった」
 
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  •  【究極の逸品】Selected by  (株)フォーシーズ
    ■北海道/旅のはじまりのビール/十勝シティデザイン株式会社
◎代表 浅野氏は「世界で最も進んだ味、女性にも飲みやすく、今後(本商品を)育てていきたい」
◎受賞者「地元から世界に!より地元の人にも知ってもらいたい」
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  •  【究極の逸品】Selected by (株)三越伊勢丹ホールディングス
    ■広島県/瀬戸田レモンケーキ島ごころ/株式会社島ごころ
◎代表 大西氏より「100社に会って、一社に絞るのにとてもつらく、町をあげてのパフォーマンスに惹かれました」
◎受賞者「農家の礎がありできました。世界に向けてPRしていきたい」
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  • 究極の逸品】Selected by (株)ローソン
    ■大分県/幻の2日ひじき/株式会社おおいた姫島
◎代表 玉塚氏は「食感も自然でストーリーが良かった」
◎受賞者「先代から受け継いだ製法をこれからも売っていきます」
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※写真は各社ホームページ等を参照。

コンテストについて生産者と小売りはどう思っている?

 
イトーヨーカ堂の亀井社長は、「これからはメーカーと私共の販売がわかれているのではなくて、情報を共有して、一生懸命にあーだこーだいいながらお互いに、商品を作りお互いに売り場を作る時代ではないか」と語っていました。
 
ローソンは、1年間で、二日しか取れない「幻のひじき」を選定しましたが、その生産量の少ないものを選んだ理由について、ローソンの玉塚社長は、「逆張りでしょだけど純粋に裏にあるストーリーなどから入ったときにどんな商品ができるのか。でも実は、それが全国で大量にうっていくとろのヒット商品のヒントになる」とのことでした。
 
生産者側としてはこういった取り組みが継続的に続くことで、商品の付加価値が高まると期待しているようです。それはやはり自社で販売の努力はしているが、それだけでは補えないところで、こういった場で、いろいろな人に、商品を紹介できればと考えているようです。
 
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まとめ

大江さんいわく、参加者の生産者たちは、販路だけではなく、そこにある「ヒント」を探している人が多いなという印象を受けたそうです。
 
ボストンコンサルティンググループ シニア・パートナーの秋池氏によると、こういった小売りと生産者の接点の場の重要性について、特にこの日は各社トップが集まるということもあり、消費者のニーズや市場の流行に感度が高い人たちの目利きを通すということは、意味のある一歩だったということだそうです。
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◎課題
ただし、この選ばれた商品が、適正な価格、適正な契約条件で販売できるかが問題点になってくる。農林水産省がマッチングの場をもったのは素晴らしいが、次の一歩として地域に契約とか値付け等かならずしも得意でもない部分の支援も充実させていくべきだとのことでした。特に世界を見たときに契約条件などが重要になってくるということでした。
 
我々消費者としてはこれまで見るこのできなった商品がこういった取り組みで手に取ることができるようになるのはうれしい限りですね。