【WBS】170116(月) 対象者拡大で、勃発!全額所得控除「イデコ」加入争奪戦」

対象者拡大で、勃発!「イデコ」加入争奪戦」

全額所得控除「イデコ」加入争奪戦」
大江アナ
皆さんこの ideco という名前を聞いたことがあるでしょうか。このiDecoと言うのは個人型確定拠出年金の愛称です。個人が金融機関に 専用口座を作って老後の資金を作るためのものなんですね。去年までですと、加入できるのが、個人事業主として企業年金のない会社員に限られていたんですが、今月から制度から改められまして利用できる人の幅が拡大されました 働く世代のほぼ全ての人が利用できるようになったんですね
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大浜キャスター
そうなんですね対象がぐっと広がったので、iDecoって何なんだろうと思う人が多いと思うんですがiDecoに関して野村総合研究所の試算によりますと加入希望者は900万人以上にものぼり、拠出額だと約1兆円にも上るそうです。

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大江アナ
かなりの規模ですよね。このイデコをチャンスとみて銀行や証券会社、各社がこぞって顧客の獲得に乗り出しています。

主婦の注目度 急上昇 税制優遇でお得!?「イデコ」とは

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先週末 sbi 証券が開いたセミナーに集まったのは20代から30代を中心とした若い主婦層彼女たちが熱心に聞いていたのは iDecoのセミナーです。

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このセミナーは今月から加入対象者を拡大し主婦や公務員も加入可能になったiDecoについてです。

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iDecoの加入者は銀行や保険会社証券会社などから運営管理機関を決定します。商品は株式や債券などで運用する投資信託の他定期預金のような元本確保型からも選択可能です。 ideco の最大の特徴は運用益は掛け金が全額所得控除となる点です。

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注目度が上がる中大手銀行の他宅地原野証券会社の科商品数を増やしたり手数料を安くするなどして、こぞって、新規顧客の獲得などに乗り出しています。

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30代主婦「将来年金が絶対足りないと分かったので帰って主人と話して検討しようと思う」

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20代主婦「いしはしたことがないし道だったので強い気持ちはあったんですけれどもちゃんと聞いてみるとやってみたいなあと思いました」

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所得のない専業主婦の場合所得控除で大きなメリットはありませんが 60歳以降にお金を受け取る時に一部税金が控除となるため主婦の老後の資金としても注目を集めているんです。

iDeco最大のメリットについて

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大江さん VTRにもありましたが、このイデコの最大の特徴なんですが所得控除なんですね。特に掛け金全額が所得控除の対象になるということです

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大浜さん 所得控除と言うと保険にも所得控除があるんですけれども これに比べてもiDecoは得だと言うんですね例えば保険控除の場合3種類の保険控除が受けられます。正一般生命保険料控除についても介護医療保険料控除についても個人年金保険料控除についても何も年間最大4万円までの控除しか受けられません。 なので年間最大12万円までが限度ということです。

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しかしいでこの場合例えばA子さんが毎月2万円イデコで運用を行った場合年間24万円の控除が受けられるのです。こうした控除というのは年末調整で還付されるということです。

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大江さん そして idecoには他にもメリットがあるんですね。それは運用益も非課税ということです。この ideco を使って出た利益、例えば預金の利息ですとか投資信託の分配などについても非課税となるということです 。

iDecoの3つのデメリットについて

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大浜さん しかし当然注意点もあります。まず一つ目は60歳まではお金が引き出せません。そして2つ目は一度口座をつくると、原則解約はできません。そして3つ目に口座管理手数料がかかるという点です。これ金融機関によって手数料はまちまちなんですねそしてさらに言うと投資信託商品の扱っているラインナップも、それぞれですのでこちらはよく選んで選択する必要があります。

注目度上昇 自分の年金 10分でカンタン申し込み!?

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SBI 証券では入れ子についてよく理解してもらうことで顧客の獲得につなげていう考えですか作画興味を持って請求してもなれない書類記入の手間や実際の運用開始までに3ヶ月はかかることから挫折しまうことも少なくないと言います。

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SBI証券投資信託部 瀬畑部長「手続きが若干煩雑で一般の人は何を書いていいかわからないという点があります。」

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こうしたなかMYDC(マイディーシー)はiDecにオンラインで申し込みが10分でできることを目指したサービスを開始しました。パソコンやスマートフォンなどを使って年金番号や積立金額などを入力すると年齢と運用タイプに合わせて運用モデルを提示してくれるというのです。

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支払いをかけ金を運用していいかその場でアドバイスしてくれるというのです。どういった運用タイプがいいのか【安定】【標準】【積極】の3つから選ぶことができます。

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例えば積極を選ぶとハイリスクハイリターンの株式の割合が、多く設定され、金や原油などの実物を低めの運用を提案してくれます。

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一方、安定を選ぶと株式の割合を減らして債券や金・原油などの実物資産の運用割合を増やすことで、安定志向の運用を提案します。口座管理手数料は月々458円で、その他に信託報酬として年0.432%を支払う仕組みです。

全額所得控除「イデコ」加入争奪戦」

MYDC前川社長「年金制度って難しいよねとか資産運用なんて私はできないよねという方にぜひ使っていただきたいです」

まとめ イデコに注目NISA超えるメリットも?

大江アナ
伊藤先生このIdecoについてはかなりのインパクトがあると見られっしゃられるということで?
全額所得控除「イデコ」加入争奪戦」
学習院大学教授 伊藤氏
そうですねこの少子高齢化が進む中でなかなか年金だけではみんな老後の生活は賄えないと思っているわけですね。そういう意味で個人の観点から60歳まで出せないってこともあるんですがそういった長期での人生設計をしていくというの大切だということですまたこうやってみていると税制優遇もかなりものがありますので、そこをしっかり理解をして運用すればNISAなんかよりも大きな存在になり得ると思っています。
大江アナ
これによって貯蓄から投資への流れというのはできるんでしょうか。そこまで期待がされているものなのでしょうか。
学習院大学教授 伊藤氏
本当は個人にとっての投資というのは今日投資して、明日いくら儲かるかという話ではなくて本当は長期での視野を持つことが大切だということだと思うんですね。そういった意味でこの ideco というのはそういった点を考える必要があるのでそうなってくると、なんでもかんでも預貯金に入れると言うのではなくて、 リスク分散しながら、投資信託にも資金をいれていくということになるのではと考えています。

イデコ普及の鍵は金融機関の「商品力」

大江アナ
この ideco を広めていくための課題というのはあるでしょうか。
学習院大学教授 伊藤氏
金融機関がそれを答えられるかということですね投資信託についていろいろ議論したことがあるんですけれどもやはり小粒で手数料が高くて 目先のことばかりのものが多いんですね。 これはまぁ投資信託に限らず、日本でいろいろな分野でいわれているのですが、そういった意味では、まだまだ制度だったりが、未熟だと言わざるを得ない。 大型のユーザーにとってのメリットのあるものを提供してほしいと思っています。
大江アナ
魅力的なものをつくれるかということが課題ということですね。